広重 芦屋市立美術館にて 2017年11月26日迄

2017年も残すところ、あとわずか。ここ最近は12月頃の気温だとか。
そんな中、北斎に続き浮世絵界でそのライバルとも言われる、歌川広重展(芦屋市立美術館2017年10月7日~11月26日まで)に行ってきました。
以前ご紹介した大阪あべのハルカスの北斎展は期間来場者数26万6118人だったそうです。
広重は北斎のように混雑はしていませんでしたが、関西文化の日で入場料が無料ということもあり、多くの方が来られていました。
広重展 芦屋 2017年11月26日迄
なんでも広重は生誕220年とのこと。今年に入ってから各地で新潟や、各地で広重展が開催されています。

横には谷崎潤一郎記念館があります。阪神芦屋駅から南へ徒歩15分ほどの美術館です。さすが芦屋!周辺は壁の装飾などがおしゃれなお家が多かったです。
広重 顔出しパネル 芦屋  四日市 三重川
左の絵の顔出しパネルです。

北斎の時も北斎漫画の顔出しパネルがありました。

広重 顔出しパネル 東海道五十三次 御油
なんと、もうひとつ!!
顔出し看板、パネルマニアにはたまりませんね。
広重 東海道五十三次 御油 旅人留女
左の顔出しパネルの元の絵です。(図録より)

夫婦喧嘩かと思ったら、客引きの光景。
旅人の顔が面白い。
こんな風にしてみたい方、顔出し看板へどうぞ(^o^)
広重 東海道五十三次 鞠子 名物 ととろ汁を食べる
こちらも感情豊かな顔の絵です。

名物のとろろ汁を美味しそうに味わっていいる最中。お婆さんと連れの人、会話まで聞こえてきそうです。
広重 名所江戸百景 愛宕下藪小路
うって変わって、こちらは綺麗な雪の情景。
江戸の名所愛宕山権現社の風景です。
広重 東海道五十三對 亀山美人図
美人画の絵です。
最近の絵のように吹き出しもあって、モダンな感じがします。










東海道五十三次の保栄堂版、行書版、人物東海道といわれるものをはじめとして150点ほどあり、見応えがありました。
お好きな方は、ぜひどうぞ
(株)マサキ工務店 髙瀨